グラスを傾け、心弾むひととき。
世界のチーズを味わいながら、知られざる逸話や豆知識を語り合うのはいかがでしょうか?
お酒とチーズのマリアージュを楽しみながら、場を華やかに彩る小話をご紹介します。
北海道札幌市円山にあるナチュラルチーズ専門店「チーズの店 コンテ」でも、おいしい輸入チーズを豊富に取り揃えております。
今回のテーマは、ホームパーティーで使えるチーズの豆知識。
気になるチーズがありましたら、是非お店にもお立ち寄りください。公式通販サイトからもお買い求めいただくことができます。
目次
フランスチーズ
「ひとつの村にひとつのチーズあり」と言われるほど、多種多様なチーズが特徴です。
フランスのチーズは、村や町の名がつけられる事が多く、日本でも有名な「カマンベール」もフランス西部の小さな村に由来したもの。
生産地域名の名がつけられたチーズもあり、多くのチーズに原産地名が入っています。
洞窟で熟成させる「ロックフォール」(青カビタイプ)
世界三大ブルーチーズの一つで、「ブルーチーズの王」と称賛されています。
このチーズ、フランス南部の岩山にある小さな村・ロックフォール・シュール・スールゾン村が原産で、このロックフォールの洞窟で熟成したものだけが「ロックフォール」を名乗ることができます。
この洞窟にすむカビたちと、洞窟に流れる天然の風がないと、ロックフォールにならないそう!なんだかとっても神秘的ですね。
「ロックフォール」を食べるときは、「洞窟で熟成されてたことを思い出し」フランスの風も一緒に感じながら楽しんでくださいね!
お酒×ロックフォール
貴腐ワインのような甘口のワインに合わせて
こちら、当店でも取り扱っております。在庫の確認は公式通販サイトでぜひご確認ください!
フランスチーズ「ヴァランセ」のお酒の席を盛り上げる、秘められたドラマ!
こちら、ヴァランセ(シャーブルタイプ)。山羊のミルクで作られ、表皮には灰がまぶされているため、切ったときの中身の白と表皮の対比がとても美しいチーズです。このチーズは、四角すいというユニークな形をしていますが、こんなストーリーがあるからだと言われています。
秘められたドラマ!
元々のヴァランセは、ピラミッド型をしていましたが、エジプト遠征に失敗したナポレオンがこのチーズをみて、「ピラミッドを思い出すから。」と怒り、切り落とされ、この形になったと言われています。
お酒×ヴァランセ
ヴァランセと同郷のロワール地方のワインがおすすめ!
イタリアチーズ
イタリアとチーズの歴史は長く、じつは西ヨーロッパで初めて作られたチーズがイタリアで、イタリア最古のチーズは、羊のミルクから作られた「ペコリーノ・ロマーノ」という硬いチーズだったと言われています。
イタリアは料理に使うことも多いことが特徴の1つです。
ピザやパスタ、リゾットなど、イタリア料理にチーズは欠かせないものになっています。
イタリアチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」を担保に銀行からお金を借りられる?!
こちらはパルミジャーノ・レッジャーノ(ハードタイプ)。D.O.P.認定のイタリアを代表するチーズで、「イタリアチーズの王様」と呼ばれている人気のチーズで、熟成に2年以上かかるこのチーズで、生産者は、「パルミジャーノ・レッジャーノ」と担保にお金を借りられる。というのは驚きです。
その金額は、評価額の80%まで!チーズは熟成が進むと価値が上がり、担保価値があがると言われています。
お酒×パルミジャーノ・レッジャーノ
コクのある赤ワインと共に
「チーズの店 コンテ」でも、「パルミジャーノ・レッジャーノ」をご用意しております。
在庫は公式通販サイトでご確認ください!
スペインチーズ
羊や山羊のミルクでつくられるチーズが中心で、特に羊のミルクでつくられるチーズが多いです。羊のミルクと一言で言っても、羊の種類が違えば味わいも違ってきます。
羊は原産種のマンチェガ種、メリナ種などから伝統的なチーズがつくられています。
「緑のスペイン」と呼ばれるほど美しいスペイン北西部では、多くの種の牛が飼育され、牛のミルクのチーズや、青かびチーズなどのチーズがつくられています。
セルバンテスの伝説的作品「ドン・キホーテ」に登場するチーズ「ケソ マンチェゴ」
ケソ マンチェゴは、セルバンテスの伝説的作品「ドン・キホーテ」に登場するチーズで、スペインチーズの中で最も有名な、歴史的かつ文化的にも伝統あるチーズです。
「ドン・キホーテ」をよみながら、ケソ マンチェゴとスペイン産のワインで、スペインを感じるのはいかがでしょうか?
思考旅はどこまでも自由で気まま。ぜひ、このチーズとワインをお供に!
お酒×ケソ マンチェゴ
スペイン産のフルボディの赤ワイン
「チーズの店 コンテ」でも「9ヶ月熟成のソ マンチェゴ」をご用意しています。在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!
イギリスチーズ
夏は涼しく冬は暖かい気候は、酪農にぴったりで、国土の大部分は農地と牧草地です。
昔はどこの農家でもチーズ作りが盛んでしたが、鉄道がひかれ、近代化が進むと、チーズを作る農家は減ってしまい、危機的な状況にありました。
そこで、ミルクと乳製品の生産量を増やすため、1933年にMMB(ミルクマーケティングボード)が設立され、伝統的なチーズ作りを守る役割を果たしました。
現在は、英国チーズ委員会(British Cheese Board)がイギリスチーズの普及のため活動しています。
イギリスチーズの「スティルトン」を食べると変な夢を見る?!
こちらはスティルトン(青カビタイプ)。世界三大ブルーチーズの一つとして知られる、大理石模様が美しいチーズですが、「スティルトン」を食べて寝ると、「奇妙な夢」をみるというのです。
2005年、英国チーズ委員会(British Cheese Board)は「就寝前に食べたチーズと夢の関係」についての調査報告を行った。この中でスティルトンチーズはほかのチーズよりも「奇妙な夢」を見る確率が高いとしている。就寝30分前にスティルトン・チーズの小片20gを食べた被験者200人のうち、男性の75%は「奇妙で鮮明な夢」を、女性の85%が「奇怪な夢」を見たという。
仲間とお酒を飲んだ次の日に、「見た夢」の話をするのはいかがでしょうか?
お酒×スティルトン
甘口の白ワインと合わせて
「チーズの店 コンテ」でも「スティルトン」をご用意しております。
公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!
オランダチーズについて
オランダのチーズの歴史は古く、紀元前800年にチーズ作りの土器が発見されています。
オランダは多くの国にチーズを輸出していて、長期保存や輸出に耐えられるように改良され、ゴーダやエダムというチーズがうまれました。
日本にも17世紀には、オランダチーズが伝えられ、日本のチーズ作りのモデルになっていると言われています。オランダを代表するチーズはゴーダチーズですが、日本でも有名なチーズですよね!
長期保存出来るように改良!ハードタイプのチーズ「ゴーダ長期熟成」
日本でも、有名な「ゴーダ」チーズ。世界中で愛される、オランダを代表するチーズです。
オランダは多くの国にチーズを輸出していて、長期保存や輸出に耐えられるように改良され、ゴーダがうまれました。
マイルドでコクのある味わいは、おつまみにもぴったり。
お酒×ゴーダ
ビールやウイスキーと!
「チーズの店コンテ」でも「ゴーダ」をご用意しています。36ヶ月以上熟成させた長期熟成のゴーダは、黒糖や味噌のような凝縮された濃厚な旨味があり、特に純米酒に。在庫の確認は、公式通販サイトでご確認ください!
さいごに
以上、「ホームパーティーで使えるチーズの豆知識」についてのご紹介でした。
知られざる逸話や豆知識を楽しんでいただけたでしょうか?
ヨーロッパの輸入チーズは、北海道札幌市は円山にある「チーズの店 コンテ」でご用意しております。試食も大歓迎ですので、ぜひ一度、当店にお立ち寄りください。
「どんなチーズがおすすめ?」と悩んだ時は、お気軽にスタッフにご相談ください。お酒・料理・人数・予算・シーンに合わせて、とっておきのチーズをチョイスします。長年の経験を活かし、細かなご要望にもお応え可能です。ギフトのご相談もおまかせください。
最後にクイズです!お店にご来店いただき、お答え頂いた方には
先着5名様に素敵なプレゼントを用意しています。
わくわく!チーズクイズ【2024年10月号】
日本ではじめて西洋型のチーズがつくられたのは明治時代でした。では、その製造場所はどこだったでしょうか?
①岡山県
②長野県
③広島県
④島根県
⑤北海道
ブログを見ました。クイズの答えは〇番です!と伝えてください。
挑戦お待ちしています!