チーズの店コンテ CONTE

スペインチーズコンプリートガイド|特徴・歴史・代表例・食べ方・当店おすすめを紹介。

スペインは、山岳地帯が多く、羊や山羊のミルクでつくられるチーズを中心に多種多様なチーズが作られています。

特に羊乳チーズは多く生産されており、その品質の高さが世界から評価されています。

北海道札幌市円山にあるナチュラルチーズ専門店「チーズの店 コンテ」でも、おいしい輸入チーズを豊富に取り揃えております。

今回のテーマは、スペインチーズ。

チーズ専門店の「チーズの店コンテ」がお届けするスペインチーズの特徴、その歴史・代表的なチーズを余すことなくご紹介いたします。

「チーズの店コンテがオススメするスペインチーズ3選!」こちらも紹介していますので、気になるチーズがありましたら、是非お店にもお立ち寄りください。公式通販サイトからもお買い求めいただくことができます!

【今回の参考資料】
「おいしいチーズの事典」(久田 早苗/日本文芸社)

スペインチーズの特徴

スペインチーズの特徴

山岳地帯も多いスペインは、羊や山羊のミルクでつくられるチーズが中心。特に羊のミルクでつくられるチーズが多くなっています。

羊のミルクと一言で言っても、羊の種類が違えば味わいも違ってきます。羊は原産種のマンチェガ種、メリナ種などから伝統的なチーズがつくられています。

スペイン北西部には「緑のスペイン」と呼ばれるほど、美しい自然環境がある。この地域では、多くの種の牛が飼育され、牛のミルクのチーズや、青かびチーズなどのチーズがつくられている。

そのため、スペインのチーズは多種多様のチーズがつくられています。

スペインチーズの歴史

19世紀までスペインは、多くの国へ羊毛を輸出する羊毛生産大国でした。

しかし、合成繊維などの普及により羊毛産業が衰退すると、羊毛用に育てられていた原産種が乳製品生産用の羊に転換されました。

これが、スペインにおける羊乳チーズ生産の発展につながった歴史があります。現在、スペインでは様々な種類の羊乳チーズが生産されており、その品質の高さが世界から評価されています

スペインチーズを買うなら知っておきたいD.O.P.(D.O.C.)

D.O.Pマークは、スペインとEU からお墨付きを受けたチーズの証!

スペイン・イタリアの原産地名称保護制度は「D.O.P.」と呼ばれています。

これは、伝統的な食品を保護する制度で、産地や作り方など、細かい規定があり、すべてクリアした製品に認証が与えられます。

原産地名称保護制度「D.O.P.」は、チーズ以外にも、ワイン、生ハム、オリーブオイルなど、多様な食品に適用されます。

D.O.Pマークは、厳格な規定に従って生産された食材であることを証明する、高品質の証なのです。

代表的なスペインチーズ

ケソ・マンチェゴ

スペインでは、最も有名なチーズです。

マンチェガ種の羊のミルクでつくられるチーズで、特に、伝統的製法にて手作業でつくられるものを「アルテサーノ」と呼び、その味わいは格別です。

羊のミルク特有の、甘さがあり、ナッツのような香りも感じられます。

熟成するごとに旨みが凝縮されていきます。熟成期間によって味わいが異なるので、色々な種類を比べてみるのもおすすめです。

オススメの食べ方

果物と一緒に食べると、甘みと酸味が加わり美味しいです。ワインと合わせるなら、テンプラニーリョ(ぶどうの品種)のスペインワインがおすすめ。

ケソ・イベリコ

古くからイベリア半島で作られており、スペイン全土で作られています。

牛乳、羊乳、山羊乳を混ぜて作られていて、牛乳のミルキーや、羊乳のしっとり感、そして山羊乳の清涼感とそれぞれのミルクの特性が見事にブレンドされているチーズです。

クセもなく、食べやすいチーズは、スペインで多く食べられる定番のチーズです。

オススメの食べ方

生ハムと合わせて、サンドイッチやサラダに!洋ナシやリンゴなどのフルーツとの相性も良いです。

ワインに合わせるなら、スペイン産の白ワインがおすすめ!

チーズの店コンテがオススメするスペインチーズ3選!

①ケソ・デ・バルデオン

①ケソ・デ・バルデオン

ブルー好きにはたまらない逸品と人気のチーズです。

牛乳に少量の山羊乳を加えることで、ほどよい酸味とコクが増す、混乳タイプのチーズ。

スペイン・レオン地方産の楓の葉で包まれています。

クリーミーでなめらかな口どけを楽しめ、味わいも強すぎず、ほどよい余韻が長く続きます。強さや優しさを感じる青カビタイプのチーズです。

「チーズの店 コンテ」の在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!

当店がオススメする食べ方

一口サイズのパンやクラッカーに、「ケソ デ バルデオン」にハチミツとナッツを添えて食べると美味しいですよ。

お酒に合わせるなら、しっかりとした赤ワインや甘口のシェリー、どっしりとした純米酒に。

②オベハ・アル・ロメロ

②オベハ・アル・ロメロ

「オベハ=羊のミルク」、「ロメロ=ローズマリー」という意味で、名前の通り、ローズマリーをまぶして約3ヶ月の熟成をさせる。

ローズマリーのさわやかな香りと、「マンチェガ種」の羊のミルクを使用し、ほんのり感じる甘みなど羊ならではの味わいが楽しめます!

「チーズの店 コンテ」の在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!

当店がオススメする食べ方

外皮は外して食べますが、盛り付けの時は、外皮をつけたままカットすると、オベハ アル ロメロの特徴である、ローズマリーがまぶされた外皮も楽しむことができます。

白ワインのほか、フィノやマンサニージャタイプのシェリーもおすすめです。

③ケソ マンチェゴ 9ヶ月熟成

③ケソ マンチェゴ 9ヶ月熟成

ラ・マンチャ地方原産の羊「マンチェガ種」の全乳のみを使用し、9ヶ月の長期熟成を経たチーズはコクが増し格別の味わいです。

外皮の網目模様は、かつて茅で編まれた帯を巻いて成型していた名残です。

乾燥した広大な平原に放牧された羊のミルクは、野性のハーブや木の実の芳醇な香りと、酸味と甘味を感じられるなめらかで濃厚な味わいで、熟成度が高いほどにまろやかになっていきます。

「チーズの店 コンテ」の在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!

当店がオススメする食べ方

薄くスライスして食べたり、ジャムを添えるのもオススメ。

ワインは、スペイン産の赤ワインと合わせるのがおすすめです。

さいごに

さいごに

以上、「スペインチーズ」についてのご紹介でした。

スペインチーズは、羊のチーズだったり、いろいろなミルクが合わさったチーズなど、個性的なチーズがたくさんありますね!

「チーズの店コンテがオススメするスペインチーズ3選!」は、北海道札幌市は円山にある「チーズの店 コンテ」でご用意しております。試食も大歓迎ですので、ぜひ一度、当店にお立ち寄りください。

「どんなチーズがおすすめ?」と悩んだ時は、お気軽にスタッフにご相談ください。お酒・料理・人数・予算・シーンに合わせて、とっておきのチーズをチョイスします。長年の経験を活かし、細かなご要望にもお応え可能です。ギフトのご相談もおまかせください。

◆ 営業時間:11:00〜19:00
◆ 定休日:水曜
◆ 在庫のお問い合わせはこちら


最後にクイズです!お店にご来店いただき、お答え頂いた方には

先着5名様に素敵なプレゼントを用意しています。

わくわく!チーズクイズ【2024年7月号】

日本ではじめて西洋型のチーズがつくられたのは明治時代でした。では、その製造場所はどこだったでしょうか?
①岡山県
②長野県
③広島県
④島根県
⑤北海道

ブログを見ました。クイズの答えは〇番です!と伝えてください。

挑戦お待ちしています!