みなさんこんにちは!北海道札幌市円山にあるナチュラルチーズ専門店「チーズの店 コンテ」です。当店は輸入チーズだけでなく、北海道産チーズも豊富に取り揃えております。
今回のテーマは、セミハードチーズ。
チーズ専門店の「チーズの店コンテ」がお届けするセミハードチーズの種類、その特長、そしておすすめの食べ方を余すことなくご紹介いたします。
セミハードチーズは、クセが少なく食べやすいチーズで、加熱すると溶けやすいので、そのままはもちろんですが、料理に使うのもおすすめのチーズです。
「チーズの店コンテがオススメする北海道のセミハードチーズ6選!」こちらも紹介していますので、気になるチーズがありましたら、是非お店にもお立ち寄りください。公式通販サイトからもお買い求めいただくことができます!
【今回の参考資料】
「おいしいチーズの事典」(久田 早苗/日本文芸社)
セミハードチーズとは、クセが少なく食べやすいチーズ。
セミハードチーズは、水分量が38~46%と少なく半硬質のチーズです。くせがなくて食べやすいので、プレゼントにもおすすめです。
ハードチーズとの違いは、チーズに含まれる水分量といわれています。
熟成がゆったりと進むチーズで、ハードチーズと同じように、長期保存に向いています。
日本でも知られているラクレットもセミハードチーズ。断面を火にかざし、溶けたところをナイフで削ってじゃがいもやパンにかけるなど料理に使っても美味しいチーズです。
代表的なセミハードチーズ4つご紹介!
①ラクレット
とろ〜り溶かして食べたいスイスのチーズ!
日本でも、チーズの切り口を温め、トロリとなったところを削って食べるチーズとして知っている方も多いのではないでしょうか?
ラクレットの名前の由来は、フランス語で削るという意味の「ラクレ」といわれています。
味は優しくまろやかで、ナッツのような香りが楽しめる。
熱を加えることでおいしさが増すので、ラクレットを炙って、贅沢にパンにのせて食べるチーズパンなんていかがでしょうか?
「チーズの店コンテ」でも「ラクレット」をご用意しています。在庫の確認は公式通販サイトでご確認ください!、スイスの家庭では一家に一台はある道具「ラクレット グリル」の取り扱いもありますよ!
美味しい食べ方
ラクレットグリルで溶かしたラクレットチーズをたっぷりパンやジャガイモにかけて!
フライパンで、焼いて溶かすことができます!!
②サムソー
マイルドでクセがなく、どの国でも受け入れられるデンマークの代表的なチーズです。
日本ではピザのトッピングのチーズとして親しみのあるチーズ。
値段もお手頃なので、料理にたっぷり使っておいしさアップするのもおすすめ!
美味しい食べ方
ピザやトーストにのせて、溶かして食べるのも美味しいですし、そのままスライスして食べるのも美味しいです。
お酒は、フルーティーな赤ワインが合いますよ!
③トム ド サヴォワ
毎日食べても飽きない、山のチーズらしい素朴な味わいのフランスのチーズ。
アルプス地帯のサヴォワ地方の牛乳で作られているチーズ。
周りをおおうグレーのカビがサヴォワの「トム」の特徴です。
味わいはフルーティーでマイルド、そしてナッツのような風味も感じられます。
「チーズの店コンテ」でも「トム ド サヴォワ」をご用意しています。在庫の確認は、公式通販サイトでご確認ください!もし在庫がない場合も、取り寄せることができる場合がございます。お気軽にお声がけください!
美味しい食べ方
そのままでも、美味しいチーズです。ナッツやドライフルーツとも相性がよいですよ。
フルーティーなワインに合わせるのがオススメです!
④ミモレット
鮮やかなオレンジ色が目を引くフランスのチーズ。
フランス語の「半分柔らかい=ミ・モレ」が名前の由来になっています。
熟成期間によっていろいろな味わいが楽しめ、熟成期間が2〜6ケ月の若めのものは「ジュンヌ」と呼ばれ、しっとりとした生地はミルクの甘味を存分に味わえます。
1年以上のものは「ヴィエイユ」と呼ばれる。
「シロン」と呼ばれるコナダニを付着させて熟成させる。ダニの仕事のお蔭で中身が守られ熟成しカチカチに固くなり、旨味が増します。
色も鮮やかなオレンジ色なので、サラダやサンドイッチの彩りに使うのもおすすめ。
なぜオレンジかというと、、、数あるチーズの中で個性を出すために、ベニノキ由来の天然の色素「アナトー」を用いているため。
「チーズの店コンテ」では、熟成の若い「ジュンヌ」、18ヶ月の熟成の「ヴィエイユ」どちらも取り扱っています。
在庫の確認は、公式通販サイトでご確認ください!
美味しい食べ方
サラダやサンドイッチの彩りに。熟成のすすんだ「ヴィエイユ」は日本酒との相性が良いです。
チーズの店コンテがオススメする北海道のセミハードチーズ6選!
当店で取り扱っている北海道のセミハードチーズのおすすめを6つご紹介します。在庫を確認したい方は、お気軽にお電話・Instagram・Facebookでお問い合わせくださいね。公式通販サイトでのご購入も可能です!
①「やぎうし」(AGRISCAPE Farmland農風景/北海道札幌市)×NOKKE HERB<ノッケ ハーブ>(坂ビスケット/札幌市)
2024年に「アグリスケープ」さんが、新しくリリースしたチーズ。
「やぎうし」は、アグリスケープの山羊乳60%、道産の生乳(牛)40%を使用しています。
アグリスケープさんは、札幌の中心部から車で20分の自然豊かな山中にあるとても素敵な循環式農園レストランを営んでいます。
春には山菜、夏には野草、秋にはキノコ、小川では色濃いクレソンを摘む。
約2haの畑で野菜や果樹を生産し、家畜として肉用鶏、採卵鶏、黒豚、山羊、ミツバチを飼育し、その中で、生産の場の現実、自然界の現実の世界と日々向き合ってこそ生み出される、レストランの枠をこえたサステナブルな空間を提供してくれる。
レストランの一角には、おしゃれな直売所&カフェも!
そんな「アグリスケープ」さんの作る「やぎうし」はどこまでも優しく爽やかで、伸びやかな味わいです。
そんなチーズに合わせたいのは、札幌の明治44年創業の「坂ビスケット」さんが作る、北海道生まれ”の小麦をつかったチーズによく合うクラッカー「NOKKE」。
味はプレーンとハーブの2種類あるのですが、やぎうしには、ハーブがオススメ!!
ぜひ「やぎうし×ノッケ ハーブ」の組み合わせでお楽しみください!
「チーズの店 コンテ」の在庫は公式通販サイトでご確認いただけると嬉しいです!
当店おすすめの食べ方
ノッケ ハーブに、やぎうしをのせて!練るようにして、チーズを削るとクリーミーでとても美味しいです。
②地元で愛される「黒岳 ビールチェダーチーズ」(ジャパチーズ/北海道旭川市)
旭川市の三和・緑道エリアにお店がある、地元に根ざしたチーズづくりを目指す「ジャパチーズ」さんのチーズ。
工房は大きなガラス張りで、お店の中から見学ができるようになっていて、地元の「旭山動物園」の行動展示からアイデアを得たとても素敵なお店です。
チーズ作りに欠かせない牛乳は、旭川市東鷹栖の加藤牧場の牛乳を使用。
そんな「ジャパチーズ」さんの作る「黒岳 ビールチェダーチーズ」は、旭川の「大雪地ビール」の黒ビール「黒岳」で仕上げじっくり熟成させた、ほんのりほろ苦いビールの風味がアクセントのチェダーチーズ。
国産ナチュラルチーズのコンクールジャパンチーズアワード2018で銅賞を受賞した美味しいチーズです。
「チーズの店 コンテ」の在庫は公式通販サイトでご確認いただけると嬉しいです!
当店おすすめの食べ方
ビールのおともに!!
③自由を手にした牛のミルクを使用した「清見ワイン粕漬け」(半田ファーム/北海道広尾郡大樹町)
4世代にわたり酪農を営む「半田ファーム」は、乳牛を出来るだけ自由に飼ってやりたいという気持ちから、牛をつなぎ飼いでなく、自由に動き回れるフリーストールバーン方式を取り入れた酪農を営んでいます。
3ヶ月熟成の柔らかいチーズに、十勝ワイン「清見」の搾りかすにつけ込んで熟成させたセミハードのチーズで、一口食べると葡萄の深く良い匂いが口の中に広がります。
ブドウの部分も食べられて、食感がコリコリしていて、とても美味しいんですよ。
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当店おすすめの食べ方
そのままの味を楽しむのがオススメ。お酒は、日本酒や焼酎にも良く合います。
④生野菜と一緒に食べたい「シッポのオイル漬け」(チーズ工房チカプ/北海道根室市)
放牧を中心とした牛に負担をかけないこだわりの酪農スタイルで姉夫婦が育てる牛のミルクでつくる「チーズ工房チカプ」さんのチーズ。
そんな美味しいミルクでつくるチーズの中から、今回は「シッポのオイル漬け」をご紹介!
塩水に浸けて熟成させた少ししょっぱいチーズを、サイコロ状にカットして、オレガノ(ハーブ)と胡椒を加えてオリーブオイル漬けにしたチーズ。
そんな「チーズ工房チカプ」さんの作る「シッポのオイル漬け」は、料理に使いやすく、ワンランク上の味に仕上げてくれる。
あともう一品!と思ったときに、生野菜にこのチーズを添えるだけで出来上がり!救世主チーズなのです。
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当店おすすめの食べ方
生野菜にも合いますし、タコや白身魚のお刺身と合わせても美味しい!
パンやパスタなどのトッピングにも使える万能なチーズです。
⑤「トーマ・シラヌカ」(白糠酪恵舎/北海道白糠郡白糠町)
イタリアからその技術を学び、圧倒的な技術力をもって、最高のチーズを作る事を目標にする北海道の白糠(しらぬか)町の「白糠酪恵舎」さんが作るセミハードチーズ。
代表の井ノ口和良さんが、単身イタリアに渡り「トーマ ピエモンテーゼ」に出会い、全乳・小サイズの製法を用いて、白糠で作るので「トーマ シラヌカ」というネーミングに!
そんな「白糠酪恵舎」さんの作る「トーマ シラヌカ」は、柔らかく食べやすく、野菜との相性が良いチーズです。
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当店おすすめの食べ方
肉と野菜を鍋で蒸し焼きにして「トーマ シラヌカ」をのせ、余熱でチーズを溶かすのがオススメ!
⑥「共働学舎ラクレット」(共働学舎新得農場/北海道上川郡新得町)
北海道十勝、新得(しんとく)町の「共働学舎新得農場」さんの手がける「共働学舎ラクレット」のご紹介です。
本場フランスチーズ業界の第一人者、ジャン・ユベール氏が新得農場を訪れ「この気候・風土や山の放牧スタイルに最もふさわしい」と作るのをすすめた、新得(しんとく)町と相性のよいチーズ。
日本でもラクレットといえば、断面を熱で溶かしてナイフで削りパンや野菜にかけて食べるチーズとして知られているのではないのでしょうか?
加熱することで、香ばしさと深い味わいが生まれるチーズは、オーブンやフライパンでとろ~りするまで焼いて、じゃがいもやパンと一緒にたべるのが美味しいです。
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当店おすすめの食べ方
じゃがいもやパンと一緒に!
焼いたおもちに挟んで、のりを巻いて食べるのもオススメです。
さいごに
以上、「セミハードチーズ」についてのご紹介でした。
セミハードチーズは、クセが少なく食べやすいチーズで日本でも馴染みのあるゴーダチーズやラクレットチーズなどが代表的なチーズです。
食べやすいチーズが多いので、プレゼントにもおすすめのチーズです。
ゴーダとビールの相性が良く、「ビール×チーズ」のプレゼントもおすすめですよ!
「チーズの店コンテがオススメする北海道のセミハードチーズ6選!」は、北海道札幌市は円山にある「チーズの店 コンテ」でご用意しております。試食も大歓迎ですので、ぜひ一度、当店にお立ち寄りください。
「どんなチーズがおすすめ?」と悩んだ時は、お気軽にスタッフにご相談ください。お酒・料理・人数・予算・シーンに合わせて、とっておきのチーズをチョイスします。長年の経験を活かし、細かなご要望にもお応え可能です。ギフトのご相談もおまかせください。
最後にクイズです!お店にご来店いただき、お答え頂いた方には
先着5名様に素敵なプレゼントを用意しています。
わくわく!チーズクイズ【2024年10月号】
日本ではじめて西洋型のチーズがつくられたのは明治時代でした。では、その製造場所はどこだったでしょうか?
①岡山県
②長野県
③広島県
④島根県
⑤北海道
ブログを見ました。クイズの答えは〇番です!と伝えてください。
挑戦お待ちしています!