みなさんこんにちは!北海道札幌市円山にあるナチュラルチーズ専門店「チーズの店 コンテ」です。当店は輸入チーズだけでなく、北海道産チーズも豊富に取り揃えております。
ところで当店の店主・工藤は、若い頃からお酒とチーズが大好きで、当時の札幌では珍しかった本格イタリアンレストランに勤めていたこともあります。ワイン好きが高じて、ソムリエ資格も持っています。
さて今回は、そんな店主・工藤が自信をもっておすすめするお店、「地酒&ワイン 酒本商店」をご紹介します!
「地酒&ワイン 酒本商店」は、札幌・室蘭で美味しい日本酒とワインが買えるお店です。
ぜひ一度「酒本商店」へ足を運んでみてください。三代目社長「酒本久也さん」が厳選した全国の地酒は、豊富な種類と美味しさが魅力です。きっと、すっかりファンになってしまうはずですよ。
- 漫画の元ネタになった有名店主の特技って!?
- なぜ日本酒のお店なのにワインが300種類もある!?
といった面白いエピソードをいろいろ聞くことができましたので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
「チーズの店コンテ」でも、日本酒に合うチーズをたくさん取り揃えておりますので、是非お店にもお立ち寄りください。オンラインショップからもお買い求めいただくことができます。
日本酒とチーズは、どちらも発酵食品で、アミノ酸の旨みが口の中で広がり、相性が良い組み合わせです。より詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。
目次
漫画のキャラクターにもなった三代目店主の特技とは!?
室蘭市で創業明治43年から続く老舗酒店「酒本商店」を現在営んでいるのは、三代目社長の酒本久也さんです。
実は酒本さん、漫画キャラクターの元ネタにもなるほど有名人なのです。
その漫画というのが、『夏子の酒』(作:尾瀬あきら)。1994年にはドラマ化し、これまで注目されていなかった日本酒業界への関心を高め、日本酒ブームの火付け役となった伝説的な作品です。
そんな『夏子の酒』には、ある重要人物が登場します。それが「保本さん」というキャラクターです。
この保本さんというキャラクターは、夏子に利き酒のノウハウを教える人物として描かれているのですが、なにを隠そう、このキャラクターこそ、酒本商店の三代目店主・酒本久也さんなのです!
そんな酒本さんは、実は漫画のようなスゴイ特技を持っています。
それが……「一度飲んだ酒の味は忘れない」という特技です!
『夏子の酒』で利き酒の師匠として登場するのもうなずけますね(笑)
漫画の夏子が保本(≒酒本)さんを利き酒の師匠としたように、酒本さんご自身にも師匠がいます。その師匠とは、「酒は純米酒」を信条とする上原浩さん(故人、元国税庁酒類鑑定官)です。
上原さんとは、あるとき鳥取の蔵元を訪れた時に出会い、「この人のもとで本物の酒を極めたい」と決心したそうです。
そして酒本さんは、酒造期間の冬には週の半分を上原氏と共に全国を旅する日々を10年以上続けることになります。訪れた蔵元は約150件、試飲した銘柄は約1300種類以上にものぼるとか。
今でも、日本酒愛が尽きず年間600種類以上の利き酒を行っているという酒本さん。
この記事を読んでいる方にもぜひ、「酒本商店」で酒本さんに会ってほしいと思うくらいに素敵な方でした。
ちなみに、酒本商店さんは、札幌で年2回「さけもと地酒&ワイン祭札幌」というお酒の祭典を開催しています。
ワインの輸入元・蔵元さんのブースで、自由にお酒を味わえるイベントです。なかなか蔵元さんが来てくれて、お酒を楽しめる会って貴重ですよね! 酒本さんだからこそできるイベントだと思います。
お酒好きの方は、ぜひ参加してみてくださいね!
地酒&ワイン 酒本商店のホームページより申込ができます。
酒本商店は熟成させたお米の味がしっかりした日本酒を楽しむお店
最近は、熟成させない「生酒」が主流になりつつありますが、酒本さんは、熟成させたお米の味がしっかりした日本酒を楽しんでほしいと話してくれました。
全国の銘酒500種類も、取り扱っている「酒本商店」には、熟成させた日本酒も多く様々な日本酒が楽しめます。
「種類がたくさんあって選べない!」という方は、ぜひスタッフさんに気軽にお声掛けくださいとのこと。スタッフさんは、みなさんお酒のプロなので、色々教えてくれますよ。
お客さんの中には、「今日のすき焼きに合うお酒ください。」など、料理に合うお酒を選んでほしいというオーダーも多いそうです。
日本酒のお店なのに世界中のワインが300種類以上もある理由とは!?
ここまで日本酒のことばかりお話してきましたが、実は「酒本商店」さんでは、世界のワインを300種類も取り揃えているんです!
なぜ?と当然疑問に思うことでしょう。
実は店主・酒本さんの奥さん、のぶ子さんがワインソムリエなのです!
そんなのぶ子さんが、ワインの産地や試飲会での試飲はもちろん、生産者さんとの交流も大切にしながら、確かなものだけを厳選した珠玉のワインが300種類!
酒本商店は、日本酒とワインのプロフェッショナルのお店だといえるでしょう。
日本酒もワインも、「酒本商店」ならお二人のプロが選んだ間違いなく美味しいお酒が手に入りますよ!
「酒本商店札幌店」店舗情報
住所 | 〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西12丁目3-20 |
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電話番号 | 011-521-2222 |
営業時間 | 10:00~19:00 角打ちコーナーもあります |
定休日 | 火・水 |
公式ホームページ | 地酒&ワイン 酒本商店 |
「酒本商店 本店」店舗情報
住所 | 〒051-0036 北海道室蘭市祝津町2丁目13-7 |
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電話番号 | 0143-27-1111 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | 4台 |
「酒本商店 寿店」店舗情報
住所 | 〒050-0082 北海道室蘭市寿町1丁目7-16 |
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電話番号 | 0143-45-1323 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
定休日 | 月・日・祝 |
ここでしか買えない!酒本商店オリジナルのお酒をご紹介!
「酒本商店」さんには、ここでしか手に入らないオリジナルのお酒があることをご存知ですか?
今回は、数ある「酒本商店」さんオリジナルのお酒の中から、3銘柄をご紹介します。
1.「蘭の舞」純米酒
本店がある室蘭市が「舞い上がる」ようにという願いを込めて名付けられた「蘭の舞」。昭和62年に初めて造られてから、毎年販売されている、酒本久也さんプロデュースの純米酒です。
酒本さんの最も古いパートナー蔵元のひとつである「山根酒造」で造られています。ふっくらとした優しいお米の味がしっかり感じられるのが特徴です。
だしを使った料理や煮込み料理によく合います。特に「おでんと蘭の舞のお燗」は、至極の味わいとのこと。
チーズと合わせるなら、ハードタイプがおすすめです。
2.「エルバージュ」熟成純米
「エルバージュ」は、“熟成”という意味を持つ、まさにその名の通りのしっかり熟成させたお酒です。写真のエルバージュは、平成28年醸造なので、なんと8年もの熟成を経ています。
蔵元は福岡県の旭菊。焼き鳥(たれ)、うなぎ、さんまのかば焼きなど、濃厚な味わいの料理と合わせるのがおすすめです。
日本酒は、常温かお燗でどうぞ。チーズは、ウォッシュタイプやブルーチーズがよく合いますよ。コクのある熟成酒と、旨味あふれるチーズのマリアージュをぜひお楽しみください。
3.「北力」生もと純米
「北の大地の力」という意味が込められた「北力」。北海道の二世古酒造が、北海道伊達市の「鈴木農園」で減農薬栽培された「北雫」というお米を使って醸しています。
洗練された酸味と、お米の甘みが調和した味わいは、様々な料理を包み込むような懐の深さを感じさせます。
飲み方は、冷やしても常温でも、お燗でもOK! ラベルも素敵ですが、こちらは酒本さんのご友人が手で描いた絵が使われているそうで、青い幸運の鳥が印象的です。
チーズは、白カビタイプがおすすめです。
「酒本商店」の日本酒×「チーズの店コンテ」のチーズセット
日本酒と北海道チーズのマリアージュが楽しめるセット①
酒本商店さんオリジナルの日本酒「蘭の舞」に合わせて、「チーズの店コンテ」が相性がピッタリの北海道チーズをセレクト!日本酒好きな方への贈り物にも人気があります。
日本酒と北海道チーズのマリアージュが楽しめるセット②
今回ご紹介する花垣純米大吟醸は、しっかりとした酒質で、カマンベールチーズ「ブリーズドゥメール」と見事に調和します。
それぞれの個性を引き立て合い、高め合う、驚きのマリアージュをぜひご体験ください。
最高のマリアージュをお楽しみいただくために、チーズはやや常温に戻し、日本酒は冷やからぬる燗でお召し上がりください。
さいごに
今回は、美味しい日本酒とワインが手に入る「地酒&ワイン 酒本商店」さんについてのご紹介でした。
お酒好きの私がおすすめするお店です。こだわりの日本酒やワインを多数取り揃えていますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
日本酒やワインに合わせたチーズ選びは「チーズの店コンテ」にお任せください!試食も大歓迎ですので、ぜひ一度、当店にもお立ち寄りくださいね。
「どんなチーズがおすすめ?」と悩んだ時は、お気軽にスタッフにご相談ください。お酒・料理・人数・予算・シーンに合わせて、とっておきのチーズをチョイスします。長年の経験を活かし、細かなご要望にもお応え可能です。ギフトのご相談もおまかせください。
最後にクイズです!お店にご来店いただき、お答え頂いた方には
先着5名様に素敵なプレゼントを用意しています。
わくわく!チーズクイズ【2024年12月号】
日本ではじめて西洋型のチーズがつくられたのは明治時代でした。では、その製造場所はどこだったでしょうか?
①岡山県
②長野県
③広島県
④島根県
⑤北海道
ブログを見ました。クイズの答えは〇番です!と伝えてください。
挑戦お待ちしています!