みなさんこんにちは!北海道札幌市円山にあるナチュラルチーズ専門店「チーズの店 コンテ」です。当店は輸入チーズだけでなく、北海道産チーズも豊富に取り揃えております。
今回のテーマは、シェーブルチーズ。
シェーブルチーズとは、山羊のミルクでつくられるチーズのことです。
いろいろな形、いろいろな製法で作られているため、さまざまなシェーブルチーズが楽しめます!
「当店人気のシューブルチーズ!」こちらも紹介していますので、気になるチーズがありましたら、是非お店にもお立ち寄りください。
公式通販サイトからもお買い求めいただくことができます!
【今回の参考資料】
「おいしいチーズの事典」(久田 早苗/日本文芸社)
目次
シェーブルチーズとは山羊のミルクで作られたチーズ!チーズ通に大人気!
シェーブルチーズは、フランス語で「山羊」を意味する「シェーブル」が由来といわれています。
山羊のミルクで作られ、牛乳から作るチーズよりも歴史が古いとされています。
その特徴は、柔らかさと山羊特有の風味にあります。
個性的な風味に、初めはハードルが高く感じられるかもしれませんが、気が付けばその独特な味わいに魅了されている人も多いはず。
シェーブルチーズは、黒い炭のついたもの、そのまま熟成させたもの、白カビを表皮に植え付けたものなど、さまざま。
その時々の熟成具合によって、異なる美味しさが楽しめるのも、シェーブルチーズの魅力の1つ。
そんなシェーブルチーズには、さまざまな形があります。
円筒形や饅頭型、ピラミッド型などがあるのですが、なぜこのような形状をしているかというと、山羊のミルクで作るチーズはもろくて崩れやすいからです。
大型に成型するのが難しく、そのため小型でバリエーションが豊かになっています。
いろいろな形や熟成による違いなど、さまざまなシェーブルチーズがあるので、ぜひいろいろと食べて見てくださいね!
代表的なシェーブルチーズを3つご紹介!
①ヴァランセ
ヴァランセは、独特な四角すいという独特な型をしています。
それには、こんな逸話がのこされています。
ヴァランセは元々、ピラミッドの形をしていましたが、エジプト遠征に失敗したナポレオンが、「ピラミッドを思い出す」と怒り、上の部分を切り取らせた。
というものです。
表皮には灰をまぶしてあり、これは山羊のミルクのチーズ独特の酸味をやわらげ、水分をだし、雑カビがつかないようにする伝統的な手法です。
表皮のグレーと切ったときの白い断面との対比がとても美しいチーズです。
美味しい食べ方
レーズン入りのパンにチーズとハチミツ漬けのナッツをかけて食べるととても美味しいです。
熟成が進み硬くなったら、すりおろしてトーストやサラダにかけるのもオススメです。
②サント・モール・ド・トゥレーヌ
表皮に木炭をまぶした円柱型。中心には型崩れ防止のための藁が通されています。
この藁には、生産者番号が刻印されていています。
若い状態では、やわらかくヨーグルトのような爽やかな酸味が楽しめ、
熟成が進むにつれて水分が抜けて硬くなり、香りが強くなり、コクがでます。
「チーズの店コンテ」では、熟成期間は約3週間のものをご用意しています。
在庫の確認は公式通販サイトでご確認ください!
美味しい食べ方
熟成度合いで、酸味や塩味、コクのバランスの違いが楽しめるので、好みの食べ頃を探すのも楽しみの1つ。
ワインは、辛口の白ワインとフルーティーな赤ワインがオススメです。
③マコネ
マコネの小さなプリンのような独特なフォルムは、熟成中に反転させないため水切れが良いようにこの形に。
マコネの産地はマコンワインで有名なフランス・ブルゴーニュ地方のマコネ。
お分かりだとは思いますが、チーズの名前も地名からとったものです。
フレッシュな状態では、酸味と優しい甘みを感じ、クリーミーでとても食べやすく、
熟成すると固くなり、塩味としっかりとしたコクが感じられます。
もちろんワインに合わせるなら、同郷のブルゴーニュ地方マコンの白ワインがオススメです!
美味しい食べ方
マコネと地元産ワインのマリアージュをお楽しみください。
当店おすすめのシェーブルチーズ!
当店で取り扱っている、おすすめのシェーブルチーズをご紹介します。在庫を確認したい方は、お気軽にお電話・Instagram・Facebookでお問い合わせくださいね。公式通販サイトでのご購入も可能です!
「十勝シェーブル・炭 」(キサラファーム/北海道上川郡清水町)
北海道・十勝にある「千年の森」で飼育されている山羊のミルクでつくられた
栄養満点でなめらかな感触のチーズが魅力の「チーズ工房 キサラファーム」さんより「十勝シェーブル・炭 」をご紹介!
まわりに炭をまぶした、ヤギのミルク100%のシェーブルチーズです。
第12回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストにて金賞を受賞した人気のチーズ。
ヤギのミルクならではの香りと酸味、舌触りが特徴で、フレッシュフルーツとの相性が◎!!
時期によって、取り扱いがないことがあるので、在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!
当店おすすめの食べ方
フレッシュフルーツを一緒に。ジャムやハチミツとの相性も良いです!ワインは赤ワインがオススメ!
「ガロ 熟成タイプ」(山田農場/北海道亀田郡七飯町)
道南の七飯町に農場を営む山田さんご夫婦がつくる「ガロ」。
名前の由来は、農場を作った地域が昔から「ガロ」と呼ばれていたからです。
このチーズの名前には「土地の味を反映したチーズ」という意味が込められています。
ガロの一番の特徴は、チーズの原料に「ミルクを殺菌せず、乳酸菌も酵母も、この土地に息づいた天然のもの」を使用していること。
工業製品のように、規格通りのチーズにはならず、表面には毒素のない食べられる青カビが生えていることも多いです。
切ってみると、中はとっても綺麗!!
味は、酸味が少しあり、旨みの余韻がとっても長いんです。表皮の青カビもピリと辛くアクセントに!
時期によって、取り扱いがないことがあるので、在庫は公式通販サイトでご確認いただけると幸いです!
当店おすすめの食べ方
はちみつをかけて食べるのがおすすめです!殺菌しないそのままのミルクに味をご堪能ください。ワインを合わせるなら、ロワールのシュナンブランを!
さいごに
以上、「シェーブルチーズ」についてのご紹介でした。
いろいろなシェーブルチーズをご紹介してきましたが、気になるシェーブルチーズはありましたか?
「当店人気のシェーブルチーズ」は、北海道札幌市は円山にある「チーズの店 コンテ」でご用意しております。試食も大歓迎ですので、ぜひ一度、当店にお立ち寄りください。
「どんなチーズがおすすめ?」と悩んだ時は、お気軽にスタッフにご相談ください。お酒・料理・人数・予算・シーンに合わせて、とっておきのチーズをチョイスします。長年の経験を活かし、細かなご要望にもお応え可能です。ギフトのご相談もおまかせください。
最後にクイズです!お店にご来店いただき、お答え頂いた方には
先着5名様に素敵なプレゼントを用意しています。
わくわく!チーズクイズ【2024年12月号】
日本ではじめて西洋型のチーズがつくられたのは明治時代でした。では、その製造場所はどこだったでしょうか?
①岡山県
②長野県
③広島県
④島根県
⑤北海道
ブログを見ました。クイズの答えは〇番です!と伝えてください。
挑戦お待ちしています!